石段が見たい。
ただそれだけの理由で行って来ました神護寺へ。
最近、出かける時代劇のロケ地は大抵、山寺。
京都市内の行きやすい寺社仏閣はほぼ訪ねたので、残るは少々行きにくい場所となりました。
京都駅からJRバスで「山城高雄」下車。
道案内ではここから神護寺へ。
なんと下り!
今まで訪ねた山寺は、すべてバスを降りたら登りだったので、今回もと覚悟していたらいきなり下り。
な~んだ、下りじゃないか、と高を括っていた私が馬鹿でした。
何てことはない、川を渡った向こう側だったのです。
当然、橋を渡ったら、こんな石段が待ち受けていました。
頑張って登っていたら、上から不思議な観光客が…。
ベビーカーを押して石段を降りて来る夫婦。
本当に押していたのですよ。段差の低い石段でガタンガタンとベビーカーを。
さすがに急な階段ではふたりでベビーカーを持ち上げて運んでいましたが。
勿論、赤ちゃんが乗っていました。おいおいおい…。
さらに5cmを越えるヒールでバックベルトのサンダルを履いた女性が腰が引けた状態で石段を降りていたり、さらには下駄をカラコロ鳴らして登って来る男性など、このお寺では不思議な方々をお見かけしました。
石段はさほど急ではなく…と言いたいところですが、最後がこれでした。いやいや、大変。
さて、風待草が見たかった石段はこちら。
鬼平犯科帳スペシャル「高萩の捨五郎」(2010.6.18放送)
暴れん坊将軍Ⅳ
第69話「誘拐!乙女涙の初恋」(1992年放送)
右に写っている木は現在では切り倒され、無くなっており、切株だけが残っています。
石段の上からの風景はこんな感じです。
映像では石段を見上げているのでわからないですが、結構、急で怖いです。
こんなところで立ち回りをしているのです!
さらに石段を降りてくるシーンは役者さんは足元を見ていません。
風待草も挑戦してみましたが、とてもとても出来やしません。
この石段を正面を見て降りるのって、宝塚のフィナーレのあの階段を降りて来るのと同じかも…。
そんなことをぼんやりと考えながら、神護寺を後にしました。
【アクセス】
〒616-8292 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5番地
■バス
JR京都駅、地下鉄烏丸線京都駅から
JRバス「高雄・京北線」で約50分
「山城高雄」下車、徒歩約20分