今回は「新吾十番勝負 第一部・第二部 総集編」(東映 1959年)のロケ地のひとつ、上賀茂神社に行って来ました。
大川橋蔵演じる葵新吾が生き別れになった母との再会の場面。鹿島神宮の設定で使われたのは上賀茂神社の参道です。
現在の上賀茂神社と比較してみましょう。
お鯉の方様の行列がやって来ます。
訪問した季節が撮影時と違ったので、少々雰囲気が異なりますがご容赦ください。
ちなみにお鯉の方様を演じる長谷川裕見子さんは船越英一郎さんのお母様です。
お美しいですね。
さてさて、歩いてみると、結構な距離があります。ここにガヤがずらりと並んで行列を見ていた訳です。これはスゴイ。
※ガヤ:エキストラのことです。
行列を見るために集まる群衆
お鯉の方様の行列
お鯉の方様の行列だけでも30~40人くらい居ました。群衆に至っては数百人は居るかと…。
この行列の前で繰り広げられた乱闘の場面はこちら。
もう、大川橋蔵が何処にいるのか目立たないくらいの人数ですね。
昔の映画って本当にすごいです。
とにかく豪華!
お鯉の方様の行列が進みます。
このとき大川橋蔵が控えていた場所のあたりには…
年始ということもあり、白い神馬が居ました。
神社なので、あまり昔と変わっていませんが、やはり昔の方が緑が多かったです。
昔は木々が生い茂っていた場所も、現在は駐車場や御手洗いになっていたりしました。さすがに60年前と同じという訳にはいきませんね。