風待草の随想録

日々の出来事を徒然に

高校野球

風待草の今年の夏の注目は高校野球

f:id:kazemachigusa:20190812164304j:plain


毎年、何となく見ているだけなのですが、今年は違います。応援する学校があるからです。


風待草の注目校はこちら!


國學院大學久我山高等学校


甲子園での第1戦は、4年連続5回目の出場の前橋育英高校に7-5で勝利、甲子園では初めての校歌が流れました。


風待草が何故、國學院久我山をそんなに注目しているかというと…


その1
進学校でスポーツ推薦はあるが、レギュラー全員が推薦ではない。


その2
練習時間は学校の規則で3時間まで。しかも平日は授業の関係で実質2時間から2時間半。


その3
練習場のグラウンドはサッカー部と共用で半面しか使えない。1面使えるのは週に1日のみ。


その4
『考える野球』がモットーで、生徒に考えさせる指導方針。


number.bunshun.jp


number.bunshun.jp



監督は平成生まれの29歳。
保健体育科の教員で選任ではないそうです。
これもまたビックリです。



風待草には、高校野球というと『根性論』の根強いイメージがあります。
高校野球の試合の過密スケジュール、炎天下の異常な高温の中での試合、投手の投球制限の問題…。
改善が進まない理由のひとつに根性論を良しとする考え方があると思っています。


根性…頑張ることが悪いわけではありません。根性が必要なときは多いです。
しかし、根性は、効率や効果的な方法、作戦を練った上で、それを実行する際に必要なもの。

そう風待草は考えていますので、こういう方針や方法で勝ち抜いて来た学校にはドンドン実績を作って欲しいです。


風待草の会社にも根性論を振りかざす上司が少なからずいます。そういう方法で勝ち残ってきた人達なので、自身の成功体験から根性論が抜けないのでしょう。下の者は皆、苦労しています。
次の世代にはこういう苦労はして欲しくないです。


高校野球國學院久我山のような学校が実績を残して、効率的な方法、考え方が若い世代に広まって欲しい。


そんな思いも込めて


頑張れ!
國學院久我山